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魔を追い払い、

 

息とし生きるものを司り、


神々を楽しませ、


踊る者を守り、


導く者を満足させ、


観客と主役のためにこの音を捧げる ...

 

 

 

 

インドのいわゆる古典音楽とよばれるものは、北インド古典音楽の“ヒンドゥスターニ”と、南インドの“カルナーティック”の二種類があります。世界的によく知られているシタールやタブラはヒンドゥスタ ーニにはいります。

 

ヒンドゥスターニ音楽の主なテーマは、クリシュナのラスレーラ(ヒンドゥー教の礼拝用)、および自然の壮麗さです。 現存の演奏家でもっとも知られているのは、Bhimsen Joshi, Ravi Shankar, Hariprasad Chaurasia および Zakir Hussain。

カルナーティック音楽はほとんどが即興であるという点でヒンドゥスターニ音楽に似ていますが、より理論に影響されており、厳密な規則を持っているところが異なります。 また、楽器よりも声楽を重視し、主なテーマはデヴィ崇拝、ラーマ崇拝、神殿の描写や愛国的な歌などです。 現存の演奏家でもっとも知られているのは、Mangalampalli Balamuralikrishna, T V Sankaranarayanan, Madurai T N Seshagopalan および K J Yesudas。
 

 

 

 

 

サーランギ  Sarangi

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サーランギとは、100色の響きという意味です。西インド・ラジャスタン地方の砂漠で生まれ、元々は大道芸人達によって演奏されていた、大変古い歴史を持つ弦楽器。それが、宮廷音楽に取り入れられ、演奏スタイルも次第に変化していきました。

 

ひとつの木をくり抜き、胴の部分に皮を張り、その上にベルトを締め、象の形を したブリッジをのせて作られています。

 

演奏するのは山羊の腸から作られた3本のガット弦で、その音に36本の金属弦が自由に共鳴するようになっています。ガット弦を左指で支え、右手に持った大変に重い弓で演奏します。

 

どこか物悲しい音色で、人々の心を染め続けるサーランギ。今でも、ラジャスターン地方では昔ながらの弾き方で街の片隅で演奏されています。

 

パカワジ  Pakhawaj

 

 

パカワジは北インド古典音楽の代表的な打楽器の一つで、木をくり貫いた円筒型の二面太鼓です。面を覆う皮は、皮で作ったTrapで皮のたがに留められています。右の面には黒い練ったものがはってあります。左の面には演奏の前に小麦粉を練ったものをつけ、演奏後直ぐにとります。
 

両手の平と指で演奏されます。


北インド古典音楽のコンサートでは特に "Dhrupad" "Dhamar" と呼ばれる音楽形式の中で使われ、ソロあるいは Been, Rabab, Surbahar といった楽器と一緒にDrupad 形式で演奏されます。

 

 

 

 

 

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タブラ  Tabla

 

 

 

 

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タブラは北インドの太鼓の一種です。正確にはタブラ(高音)とバヤ(低音)という2種類の太鼓であり、組み合わせてタブラ・バヤとも呼ばます。指を駆使し複雑で多彩な表現が可能です。

胴は、高音のタブラは木で、低音のバヤは銅や真鍮などの金属でできていて、胴の底は閉じており、壷や器のような構造になっています。皮はヤギ革で、高音のタブラは中央に、低音のバヤは中央よりやや前側に、鉄粉を穀物の粉などと練りこんだ、スヤヒと呼ばれる黒いものが塗られています。これにより容易に倍音を発生できることがタブラの大きな特徴です。紐の結びかたを変えたり、紐と胴の間にはさんだコルク栓サイズの木の小片(グリ)の位置を動かすことなどで張力を調整し皮のチューニングをします。

奏者の右側に高音、左側に低音の太鼓を、布製の、円座のようなクッションの上に置き、上面の皮が少し前を向くように傾け、右手では右の太鼓のみ、左手では左の太鼓のみを叩きます。

 

右手で5種類程度、左手で3種類程度の音を出します。音にはそれぞれ名前が付けられており、インドでも地方によって呼び名が異なりますが、ベナレス方面では右手のTe、Na、Ta、Tin、Deなど、左手のGi、Ki、Katなど、左手と右手の組み合わせのDha、Dhin、Tirkitなどがあります。


また左手の腹をつかって太鼓の張力を変えることで音程を上下させることができ、タブラ独特の風情の一つとなっています。
 

シタール  Sitar

 

 

シタールは、北インド発祥の弦楽器です。シタールという言葉の語源はペルシア語のセタール(三弦)とされています。

伝統的なシタールは19弦で、棹は長さが約90cmで約20個の金属製のフレットが結びつけられています。フレットの上には約7本の金属製の演奏弦が張られており、左手の指で弦を押さえミンド(チョーキング)という奏法により1イフレットにつき4-5度音をだします。右手につけたミズラブ(金属製の爪)で弦をはじいて演奏します(撥弦楽器)。フレットの下には約12-16本の共鳴弦が張られています。

共鳴胴は通常ヒョウタン、もしくはユウガオの実を乾燥させたもので作られ(カボチャや木製、まれに真鍮製のものも)また胴体とは別に、棹の上部にも同サイズかやや小振りの共鳴器が付きますが、これなどもリュート、ギターな ど他の撥弦楽器とは異なる特徴です。

独特のミュートのかかった音色はジュワリという骨製または木製の駒でつくられており、三味線の駒のサワリと語源が共通と言われています。
 

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